おすすめ猫漫画「ねこだまり」

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2019年6月現在、週刊漫画TIMESで隔週連載されている「ねこだまり」。個人的にめっちゃめちゃおすすめの漫画で、日頃から隙あらば布教しているんですけど、まあ、隙がなくとも布教したいよね。

というわけでゴリ推していきたいと思います。

ツボったポイント

圧倒的「わかる」感。いやもうほんとに、読後の感想がだいたい「わかる」なんですよ…

作品について

主要メンツは「ちび」「がぶちゃん」「ぶーちゃん(本名ジョセフ)」の三匹と、飼い主の女性。このメンバーを中心に、あとは庭にやってくる野良猫の「ボス」だとか、飼い主さんの職場の後輩ちゃんだとかを織り交ぜながら、猫との生活をふわっと描いている作品です。

その日常に共感できる客層、つまり飼い主さんの目線に近い層をターゲットにした漫画なんだろうなと思います。

えっ週刊漫画TIMESなのに女性読者狙いだと???

飼い主さんの特徴

  • 猫を飼っている
  • おそらくアラサーのOL
  • ひとりぐらし

……そりゃぁ私に刺さるわけだ! いやもう私はアラサーじゃないけど!

サラッと「独身女性が猫を飼うと婚期が遅れる」ネタとかぶっこんできても、ネタの取り扱いが上手いからイラッとしない。むしろ「それな!!!」ってなる。

あと、なにげに感心したのが「飼い主さんの名前がまた作中で出てきてない」という部分。考えてみれば、人間がひとりしかいない環境だと、猫たちが人間の名前を知る機会ってないんだよね。なるほどなあ。

で、登場する猫たちがまた猫飼い的に「わかる」のかたまり。

子猫の時に飼い主さんに拾われたちび。体の大きさは子猫を脱却し始めているけど頭の中はまだまだキトゥン。わかる。よくしゃべる子で鳴き声の描写がまた的確にカオス。わかる。猫はにゃーとは鳴かない。いやしかし、ちびの鳴き声のように「ンヌュルワウー」「ンッピャワ」「んパァ」かというと…いや…うん…なんかわかるわ…。

子猫の時にすぐ噛んでいたから名前もがぶちゃん。外の世界には興味が無く、自分たちが暮らしている室内の安全を守りたいタイプ。運動神経がよさそうにみえて、実はそうでもない。かわいい。無言で人間に圧をかけてくる。とてもかわいい。

本名はジョセフだけどぶーちゃんが定着しているおデブのぶーちゃん。あるある。もっちりのっそり動かないように見せかけて実は動けるデブ。あるある。

ぶーちゃんとがぶちゃんは、もしかしたら血統書つきなのかもしれないなという雰囲気があるんだけど、作中ではそういうことには一切触れないで、ただ「うちのネコ」として登場するのがいいなあと思う。そうだよねえ「うちのこ」の出自なんて何でもいいよねえ。

ちびがお外に興味津々だからと少しだけ掃き出し窓を開けてみたら、爆速で飛び出そうとするちびに慌てる場面とか、迷子猫の貼り紙を見た飼い主さんが「ちびが逃げたら絶対帰って来れない」と想像する描写とかで、少しずつ遠回しに室内飼いを推奨してるところも好感度が高い。

たまに出てくる野良猫がみんな毛並みバサバサだったり、猫カフェに耳カットが入った猫スタッフが描かれていりと、そういう小さい描写がすごく丁寧なのも好き。

まとめ

面白かった!とか感動した!とか泣ける!みたいな大きく感情を動かす作品ではないので、共感しない層には「ああ、猫飼いの日常的なやつね」で終わるんだろうけど、共感する層にはめちゃめちゃ刺さる。そんな漫画。

「は~~今回もよかったわ…」とか「わかりみがやばい」みたいに語意が溶ける。

あと、がぶちゃんがめっちゃめちゃ可愛い。私も「改めよ」されたい。可愛い。