グラノーラ

二代目ウチのネコ・グラちゃん

同居期間は2016年5月から2020年1月まで。

FIPドライタイプといわれてなお2年2ヶ月よくがんばりました。

ステータスをコミュ力に全振りしたスーパー接客キャット。来客大好き。運動神経は実に残念な仕様で、カーテンレールやらキャットケージの上から足を滑らせるので遮光カーテンがぼろぼろになりました。

めちゃめちゃフードの選り好みが激しかった。

自宅で絶対に仕事をさせないガールだったあたりから、勝手に中の人は前世で徳を積んだ社畜のおっさんだと思っています。今世でも盛大に徳を積んだから、次はおかねもちのいえのねこになれるんじゃないかな。

もっと一緒に暮らしたかったよ。

グラちゃんについて

2015年に枚方市で発生した多頭飼育崩壊第一現場からレスキューされてきて、大阪市北区天満のSAVE CAT CAFEで猫スタッフを経験してからうちにやってきました。

上記の写真は、カフェに在籍していた頃にオーナーが撮影したもの。可愛すぎるので、この写真を元にパスケースを作ったりTwitterのヘッダーにしたりと好き勝手に使わせていただいてます。ありがとうございます。

名前

本名は グラノーラ 。保護主さんが命名。似合いすぎていて名前を変えるなんて思いつかなかった。

「グラちゃん」「にゃーちゃん」「かわいこちゃん」「かわいいのーら」「どんくさのーら」などと呼ばれているので、多分本猫は自分のことを「グラ・カワイイ・ニャーチャン・ノーラ」だと思っている。

食品としてのグラノーラはgranolaだけど、グラちゃんは気持ち的にgranoolaです。英語わかんないけど。赤毛のアンが「Eのつくアン」にこだわった気持ちが今ならわかる。oの多いグラちゃん。

性格

保護主さん曰く、人間のいうことをよく聞いてくれる手のかからない子――だったそうです。カフェ在籍時も、猫づきあいも人付き合いも上手な、手のかからないおねえさんキャラでした。

うちにきてからは完全にかまってちゃんと化しました!!

朝は起こしてくれるし、夜更かしにも注意してくれるし、仕事を持ち帰ってやろうとしたら全力で阻止してくるし、トイレには一緒に入りたがるし、お風呂に入っているとなんか扉の外で騒いでいるし、帰宅してオートロックを開けるとエントランスまで響き渡る声で呼び始めるし(おかげで飼い主は騒音の苦情に怯えている)、宅配便がくると受け取りに出ようとするし、ガスや消防の点検のひとにまで撫でてもらおうとするし、泊まりに来た友達につきまとうし…

どうしてこうなった。いいぞもっとやれ。

めちゃくちゃしゃべるので、口の開いている写真が非常に多くておもしろい。

運動神経

運動神経には難があるようで、カーテンレールの上を歩けるようになるまで1年かかった。遊ぶとすぐ疲れる。おかげであまり広い部屋ではないけれど「まぁいいか」と思えるありがたさ。

持病

猫風邪の影響で左目がしょばしょばしている。この目のしょばしょば具合で、ある程度の体調がわかって便利。

FIPドライタイプの可能性が高いと診断され、毎日ステロイドを経口投与。食欲の増減に一喜一憂しながらも、2年2ヶ月も本当によくがんばってくれました。

経歴まとめ

2015年11-12月グラちゃん含む57匹が多頭飼育崩壊現場からレスキューされる。
2016年 1月31日グラちゃん保護猫カフェデビュー。
2016年 2月 4日グラちゃんとカフェで初対面。かわいい。存分にもふる。
2016年 4月12日先代のせっちゃんが逝ってしまう。14歳目前。早いよばか。
2016年 4月28日散々迷ってからグラちゃんにエントリーする。
2016年 5月 1日保護主さんと面談して「お嬢さんを僕にください」する。
2016年 5月14日グラちゃんがきた!一週間のトライアル開始。
2016年 5月21日グラちゃんが正式にうちの子になる。
2016年 5月29日毎年5/29を「ハッピーグラチャンズデー」と定めた。
※シリアルの日&幸福の日なのでカンペキだな!!と思った
2017年11月上旬食欲不振をきっかけに色々検査したところFIPドライタイプを発症した可能性が高いという診断を受けて療養開始。
2019年11月上旬食欲不振をきっかけに腎不全が発覚。2日に1回の輸液生活開始。
2020年1月26日没。