フランの食欲不振ひとまず解消

5/17(水)頃から発生していた食欲不振。検査をしても原因不明、対処してみても全く改善しなかったのに…

5/21(日)に病院で強制給餌をしてもらってから…なぜか…なぜかご飯を食べ始めました…。気付けば当たり前の顔をして、今まで通りにご飯を食べている。

いや、なんで????

強制給餌をする覚悟でロイカナ退院サポートとシリンジ買ってきたのに!!! ありがたいけど!

注射してもらった抗生物質とステロイドの効果が2週間後に切れるので、そこをすぎても再発しなかったら完全復活です。

フランへの投薬

ご飯に混ぜられないからどうしたらいいかと思ったけど、グラちゃんと比べてもめちゃめちゃ簡単でした。

準備

  1. 錠剤を袋型オブラートに入れる
  2. オブラートを巻き巻き折り折りしてできるだけ小さくする
  3. 水道で雑に水洗いしてぬるっとさせる

実践

  1. ぬるっとした薬を右手で持ったまま、そこらへんにいるフランを捕まえる
  2. あぐらをかいて座り、足の真ん中にフランを座らせる
  3. フランの目を隠すようなイメージで、左手でフランの頭を掴んで上を向かせる
  4. 右手でフランの下顎をちょいと引いて、薬をポイ
  5. 左手で頭を押さえたまま、右手で喉をナデナデ

こんなかんじ。えっ、ちょろ。

オブラートは濡らさないと口の中に張り付いて面倒なことになるので、水洗いしてぬるっとさせるの必須。ぬるっとさせておけば投薬後に水を飲ませなくてもまぁ大丈夫っていうのもラクチンポイント。かつてグラちゃんに連日投薬していた流れで得た知見。

オブラートは袋型じゃないと取り扱いが面倒くさいので、断然袋型がおすすめ。

薬の形状は圧倒的に錠剤が飲ませやすいので、できるだけ錠剤で処方してもらうようにしてます。ウェットフードへの混ぜ込み用途なら粉薬だけど、それ以外では錠剤がいい。それかカプセル。粉薬を飲ませるとなると、自分でカプセルに入れないと無理だなぁ。

余談ながら、嫌がる子の抵抗を防ぐためにタオルで巻くという技はフランには完全に逆効果でした。怖がって興奮してぐねぐねビタンビタン暴れ散らかして何もさせてもらえない。グラちゃんは巻き巻きすれば無抵抗なグラロールちゃんになるタイプだったからギャップがすごい。

フランへの強制給餌(失敗編)

準備

  1. ヒルズのa/d缶をぬるま湯で溶いてゆるめる
  2. シリンジにセット

実践

  1. タオルで巻こうとしたら大パニック
  2. ビチビチと跳ね回り暴れ回る
  3. 捕まえてはいるけど、もはやシリンジをどうこうできる状態ではない
  4. とっさに指でa/d缶から直接すくって口の中に放り込んだところ、
  5. 更に暴れてa/d缶が周囲に飛び散る

病院で教わった強制給餌のやりかた

準備

  1. ロイカナの退院サポートをシリンジにセット(柔らかいので溶かずにセットできる)

実践

  1. 捕まえて膝に乗せる
  2. 頭を掴んで上を向かせ、口の横側(キバの後ろ)からシリンジを差し込む
  3. 上顎をめがけてフードを押し出す
  4. 食べやすいように前を向かせる
  5. ニャムニャム食べるのを確認
  6. 上を向かせて、上顎をめがけてフードを押し出す
  7. 食べやすいように前を向かせる
  8. ニャムニャム
  9. 以下繰り返し

ポイント

  • 上を向いたままでは飲み込みにくいので、フードを出したら一旦前を向かせる
  • シリンジは10mlが使いやすい(1回1本、朝昼夕夜の1日4本を目標)
  • 1本分を4~5回かけて食べさせるイメージ
  • シリンジは絶対に洗剤で洗わないこと(お湯で洗うだけでOK)

頭の掴み方にもコツがあるらしいけど「キバの後ろから差し込んで上顎めがけてピュッピュ」が一番大事なところだそうです。喉の方に押し出しちゃうと誤嚥の危険性があるからね。

保定用クッションに乗せられて、開口呼吸になるレベルでびびり散らかしてたくせに、流動食を流し込まれたらなんか美味しそうな顔になってた。ちょろ。食欲の出る薬を混ぜてもらったっていうのもあるけど、流動食が美味しかったから勢いで食欲戻った説まである。

文責

うちのネコの可愛さを自慢したり自慢したり自慢したりしたいおひとりさま。ネコと暮らすためにひとりぐらしを始めた結果、人類との共同生活ができなくなった。福岡出身、大阪在住。

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