グラちゃんの腎臓の数値がエグかった

あまりにも食欲不振が改善しないので、お薬を少し変えてもらったら、症状が一気に悪化。今までは絶対に朝一緒に起きてきたのに、起きてこない。水を飲む量が減り、口臭が強くなり、口をぺちゃぺちゃする。

えっ…待って…なんかその症状…なんか聞いたことある…と慌てて病院に行って血液検査。

2019/11/19
血液検査一部抜粋 (カッコ内数値は正常値)

タンパク量
・TP(総タンパク質) 10.0 (5.7~7.8)
・Alb(アルブミン) 3.5 (2.3~3.5)
・Glb(グロブリン) 6.5 (2.8~5.1) *Alb+Glb=TP

赤血球
・充填赤血球量 23 (24~45)

肝臓
・TBIL(ビリルビン) 0.6 (0.1~0.4)

腎臓
・BUN(血中尿素窒素) 127.4 (16~36)
・Cre(クレアチニン) 5.33 (0.8~2.4)

って、やっぱり腎臓うううううう!!! なかなかにエグい数値を出してきやがる。

今までは「悪性腫瘍ではない炎症が肝臓にあって、状況が変わるときはいつも肝臓の炎症」だったから、今回もそれだと思い込んでました。で、黄疸ばっかり気にしていて、「おしっこも耳の中も黄色くないから大丈夫」と思い込んでた。

今回は腎臓疾患で、尿毒症の無色無臭おしっこコースだったみたいです。「耳の中が白いから貧血」には気づいていたのに無臭おしっこには全然気づかなかった。黄疸の黄色いおしっこも指摘されないと気づかなかったニンゲンなので、無色無臭に気づくはずなどなかったのだ。気づく力が低くて本当に申し訳ない。腎不全が発症しやすいお年頃だって知ってたはずなのにな。

とりあえずお薬は今まで通りに戻すことにして、皮下点滴をしてもらって帰宅。グラちゃんは機嫌良くご飯を食べ、水を飲む。飲んだ水の量がいつもよりかなり少なかった。今までの量は「多飲」だったんだなあ。

2019/11/20
朝、普段通りに起きてきた。朝ご飯もちょこっと食べて機嫌よさそうにしている。

夕方から病院に皮下点滴してもらいに行ったけど、思ったより点滴が体内に取り込まれていなかったらしい。量を減らして点滴。21日は病院が休みでもあるので、次の点滴は一日空けて22日にやるということに。

尿検査は点滴で薄まってるから今やっても結果の信頼性が低いということで先送り。

腎臓にいいご飯に変えた方がいいか聞いてみたところ、腎臓にいいご飯を好んで食べるようなら切り替え推奨だけどそうじゃないなら食べるものを食べさせてあげた方がいいということでした。点滴しただけで食欲が改善したあたり、急性じゃなくてじわじわキてたのだろうという話。

月イチ通院してても毎回血液検査などをするわけではないので、飼い主が異変に気づかない限り、なかなか発見されないのだ。戒め。

帰宅したらグラちゃんはめっちゃガツガツご飯を食べた。久しぶりに「夕食として食べるフード量の期待値」を完食。これだけ見るとまだまだイケるのでは…と思うし、具合の悪さを認識するのの難しさも思い知る。めちゃめちゃ元気に見えるやんけ。でも口は臭い。

2019/11/21
夜中に何回も耳元でニャーニャーされて起こされる。何かあったのかとびびるからやめれ。

文責

うちのネコの可愛さを自慢したり自慢したり自慢したりしたいおひとりさま。ネコと暮らすためにひとりぐらしを始めた結果、人類との共同生活ができなくなった。福岡出身、大阪在住。

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